1.Form Operability and Visibility 【Update】

TPiCS-X Ver 5.2 pursues an intuitive and high-speed operating environment since the system was modernized with WPF. The latest rendering technology allows the system to display text and icons with high clarity, even on monitors with high resolution, such as 4K. Selecting a data line shows a blue underline, which allows the operation point to be identified at a glance; in addition, calculation and display processing are performed extremely quickly due to the optimized internal processing.

Flexibly extracting and organizing information

Simple search 【5.0】:You can execute searches quickly using a total of 8 types of condition settings, including exact match, partial match, negation, and conversion match based on converted values shown on the screen.

 

クイック検索【5.0】:入力中からバックグラウンドで検索を実行し、膨大なマスターから目的の項目を素早く特定します。

詳細絞込パネル【5.0】:複数の検索条件をandやorで組み合わせ、複雑なデータ抽出を直感的に行えます。フィルター条件の入れ子構造にも対応しており、高度なデータ抽出が可能です。

条件の保存と呼び出し【5.0】:頻繁に利用する条件を保存し、画面上部の絞込ボタンとして独立配置可能です。これにより、特定の担当者向けの「本日着手分」や「未回答の注文」といった抽出をワンクリックで実行できます。

自由なレイアウト変更【5.0】:全項目でのソートや、ドラッグ&ドロップによる列順の入れ替え、特定列の固定表示が可能です。

グルーピング機能【5.0】:得意先や納期など任意の項目でデータを即座にグループ化し、階層的なツリー表示で俯瞰できます。

 Σ(シグマ)集計機能【5.1】:グリッド上の数値に対し、合計、平均、最大・最小値、件数を即座に算出します。Ver 5.1より、換算表示機能で単位変換して表示している値(例:ミリリットルで保持している値をリットルで表示)を、そのまま[Σ]ボタンで集計することが可能になりました。

■ フォーム共通のデータ編集と表示設定

データの一括変換機能:グリッド上の複数データに対し特定項目を一括書き換えできます。元の値への「加算」や「掛算」も可能なため、数量調整や納期シフトを柔軟に行え、入力工数を大幅に削減します。

データの一括抹消機能:不要な計画明細や受注データを一括で抹消でき、データのクレンジングを迅速に行えます。

複数レコードの一括操作【5.0】:右クリックメニューから複数データの「追加・複写・抹消」が一度に行えるようになり、大量のマスター登録や計画変更の手間を大幅に削減します。

グリッド操作と表示の一律設定【5.0】:画面の表示倍率や、列幅を内容に合わせるベストフィットを一律で設定する機能です。使用するモニター環境に合わせた最適なレイアウトを全ユーザーに素早く適用できます。

2.アイテム管理と製品構成(BOM)【Update】

製造業のあらゆる管理要素をアイテムとして統合し、圧倒的な柔軟性を提供します。

■ 柔軟なモデリングと構成設定

アイテムの抽象化:製品や部品だけでなく、行為(作業、工程、移動、支給)もアイテムとして定義できます。

ファントムアイテムの活用:BOM上には存在するが、現場への作業指示が不要なアイテムを定義できます。部品群を取りまとめて管理しやすくする用途に加え、「ファントム製造リードタイム」を利かせることができるため、実体のない構成上の括りであっても時間軸を考慮した計画立案が可能です。

送料の管理【NEW】:運賃や梱包費等を、在庫管理を行わない費用アイテムとして管理できます。受注データや注文データに送料を紐付けることで、モノの動きとカネの動きを分離しつつ、売上・仕入金額へ正しく反映させます。

使用量の詳細設定:通常使用量、端数誤差をなくす「割り算使用量」、段取りロス等を反映する「固定使用量」の3通りの設定が可能です。

製造場所別設定とリビジョン管理:生産場所(内作、外注、拠点別)ごとに異なる子アイテムや使用量を設定できます。設計変更等はリビジョンとして版管理可能です。

引落明細の個別保持【5.0】:親アイテムに対し同じ子アイテムが複数箇所で使用されている場合、合算せずに独立した引落明細として保持し、正確なトレースを実現します。

■ 設計変更と切換え管理

ランニングチェンジ(切換えマスター):新旧の部品コードを切換えマスターに登録しておくことで、在庫と手配済みの消化時期を計算し、在庫が枯渇するタイミングで自動的に新部品へ切り換えます。

代替生産オプション【5.0】:部品欠品時に、指定の代替品に先行きの計算在庫を使用した生産計画を立てることができ、手配の実態に即した柔軟な対応が可能です。

3.統合マスターによる集中管理【Update】

新製品の登録や既存製品のメンテナンスを、一元的なインターフェースで効率的に行えます。

■ 作業性の向上と一括反映

一画面でのマスター登録・更新【5.0】:製造担当マスター、アイテムマスター、製品構成表、単価マスター、標準作業時間、詳細工程、在庫一覧など、従来は各画面を横断して設定していた情報を一画面で完結して登録・編集できます。

「マスター反映」ボタン【5.0】:一画面で設定した内容に基づき、関連するすべてのマスターデータを網羅的に自動作成・一括反映でき、整合性を保ちつつ作業効率を劇的に向上させます。

「マスター取得」機能【5.0】:既存製品の構成情報を読み込み、発注先の変更や作業工程の変更、使用量の調整などを一括で行い、再び各マスターへ反映させることが可能です。


■ メンテナンスの正確性と外部連携

共通部品の連動修正【5.0】:同一アイテムが製品内の複数箇所で使用されている場合、一か所の情報を修正するだけで他のすべての箇所の同一アイテム設定も自動的に連動して修正されます。見間違いや修正漏れを防ぎます。

Excel部品表連携【5.0】:階層構造を保持した一般的な部品表形式でのExcel入出力(読込み・書出し)に対応しています。

マスターテンプレート機能【5.0】:標準的な製品構成をテンプレートとして登録し、新規登録時のひな形として活用することで、データ入力の工数を大幅に削減します。

4.指示データと帳票発行【Update】

所要量計算と製番展開、プロジェクト計画で作成された生産計画に基づき、正確かつ迅速な現場指示と外部発注を実現します。

■ 最適な指示と計画の管理

発注先の自動選択:単価マスターの条件から最安値の発注先を自動選択し、比率による分割指示や標準・段取り時間の自動セットが可能です。

注文書の発行とメール送信連携【5.1】:注文書発行と同時に仕入先へメール送信する機能です。Ver 5.1より、最新クラウドメール環境で必須の「OAuth認証」に正式対応し、セキュアな自動送信を実現しました。

計画明細連携の柔軟な運用【5.1】:受注データ抹消時にも、発行済みの作業指示や注文データを削除せず見込み生産分として残し、他の受注で出荷することが可能になりました。

見積業務機能の拡充【5.1】:原材料高騰に対応するため、有効期限切れの一括見積依頼や、計画明細からの都度見積依頼など、見積書発行および回答反映の機能を強化しました。

生産計画表の履歴保存【NEW】:所要量計算を実行するたびに、生産計画表のデータを別領域の履歴テーブルに保存します。関連する受注、計画明細、引落明細、実績、在庫情報も併せて保持されるため、過去と現在の計画を比較し、要因分析や将来的なAI学習への活用が可能になります。

DateTime型とシフト管理【NEW】:日付項目がDateTime型に拡張され、時・分・秒単位でのスケジュール管理が可能になりました。日跨ぎの夜勤シフト(翌日2:00まで等)でも理論日の切れ目を可視化し、当日扱いの仕事として正しく管理できるため、進捗把握の精度が飛躍的に高まります。

■ 帳票デザインと法令対応

帳票テンプレート【5.1】:Excelテンプレートで自由なデザイン変更が可能です。作業指示書にリソース使用予定を出力できるようになり、現場での段取りがスムーズになります。

電子帳簿保存法対応機能【5.1】:帳票をPDF出力する際、法令検索要件に基づいた命名規則でファイル名を自動生成し保存・管理します。


5.実績管理【Update】

現場をリアルタイムに捉え、精緻な原価・在庫管理を支えます。

■ 多彩な実績入力とトレース

生産実績入力と自動引落し【5.1】:指示に従い、登録ボタンを押すだけで実績計上と子部品の引落しが完了し、現場の手間を最小化できます。Ver.5.1より、製番の分納実績入力時における、子アイテムの先入先出しの引落しに対応しました。

二段階管理(受入・検収):納品物に対し、受取確認を行う「M:受入」と、支払対象として確定させる「K:検収」の2段階で管理でき、検査待ち在庫の正確な把握が可能です。

計画外実績の活用:不良実績(F)や不良廃棄(B)、在庫を動かさない原価のみの計上(G)など、イレギュラーな現場状況を正確にデータ化するための豊富な区分を備えています。 

製造履歴管理とロット名の自動付番【5.1】:受入時のロット番号入力を必須化し、材料から製品まで情報を引き継ぐ双方向トレースを実現します。日付や注番などからロット名を自動生成する機能を備え、入力負荷を軽減します。

6.在庫管理と棚卸【Update】

正確な在庫把握を支え、死蔵在庫削減と欠品防止を両立させます。

■ 受払管理と高度な棚卸

受払明細による整合性確認:全在庫変動履歴を時系列で追跡できます。最終引落日や入庫日などの統計データも保持し、滞留在庫の早期発見を支援します。

ノンストップ棚卸:集計中も現場の実績入力を止める必要はありません。帳簿との差分を「棚差」データで反映し、工場を稼働させたまま棚卸が完遂できます。

循環棚卸の強化【NEW】:アイテムごとに「棚卸開始日」「棚卸終了日」を保持可能になりました。棚番やカテゴリごとにスケジュールをずらして実施する循環棚卸をシステム的にサポートします。


7.原価管理【Update】

 ■ 多角的な切り口による実務的な原価把握

TPiCSの原価管理は、単なる財務会計用の事後処理ではなく、計画に基づいた戦略的な予算管理と実績予測を目的としています 。日々の実績データを基に、用途に合わせた様々な切り口で原価を可視化できます。

製品別原価集計:アイテムごとの標準原価と実際原価を対比し、構成階層を遡って差異要因を分析できます 。

部門別損益集計:次工程への供給を売上とみなす「部門売上」の考え方により、製造現場の能率向上や改善努力を利益として評価します 。

製番別原価集計:カスタム生産において、製造途中でも未完了分の予定原価を含めた最終的な着地予測をリアルタイムに把握できます 。(※f-MRP製番管理、製番管理システム機能)

ロット別原価集計:製造履歴(トレース)と連動し、特定の製造ロットに使用された原材料費や加工費を個別に集計します 。(※製造履歴管理オプション機能) 


■ 実績データの整合性維持と再計算機能

現場の運用では、資材の受入登録の遅れや、完了日・時刻の入力順序の逆転により、移動平均単価などの計算にブレが生じることがあります 。TPiCSでは、月次締め等のタイミングで「実績単価の再計算」および「実績積上単価の再集計」を実行することで、蓄積された実績データを日付・時刻順に再処理し、正確な原価へと修復・解消させることが可能です 。これにより、業務のスピードを優先して日々入力した実績データから、精緻な管理会計データを後から得ることができます。  

■ 出荷付帯費用の管理による包括的なコスト管理【New】【5.2】

Ver 5.2より、アイテムの管理区分に在庫管理を行わない「費用」を追加しました。これにより、製品原価とは別に発生する送料、梱包費、保険料、関税といった諸費用を受注や手配の明細として個別に登録し、管理できるようになりました。新たな実績区分である「買掛のみ」や「売掛のみ」と組み合わせることで、モノの在庫は動かさずに付帯費用の金額だけを正確に買掛明細や売掛明細へ反映させ、製品の直接費と連動したより厳密で包括的な収益管理を実現します。

8.ファイル入出力機能【Update】

他システム連携の中核となるインターフェースが一新されました。

■ 多彩なフォーマット対応

出力形式の拡充【NEW】:従来のCSV、TSV、XMLに加え、新たにExcel(XLSX)およびJSON形式での入出力に標準対応しました。

トランザクションと管理資料の入出力【Update】:計画や実績のテキスト一括読込みや、会計データの管理資料一括書出しを備えています。Ver 5.2では設定パネルが刷新され、操作性が向上しました。

高度な設定とプレビュー【NEW】:SQLプレビュー機能により、出力データを実行前に確認・絞り込みできるようになり、ファイル連携の確実性が高まりました。

翻訳辞書のXMLZ化【5.1】:辞書ファイルが軽量なXMLZ形式に変更され、Officeエンジンのインストールが不要になりました。

9.マスターメンテナンス機能

複雑なマスター管理を効率化、データの正確性を一貫して維持します。

■ データの整合性維持と一括メンテナンス

識別コード・名称の一括変換:アイテム、製造担当、製番などの各コードを一括変換可能です。品番改定等を過去データを含めて一貫性を保ち反映できます。

製番名の一括変更【5.0】:工期の長い大物製造などで仮で立てた製番名を、後から正式な製番名へ画面、CSV経由で一括変更でき、設計と製造の管理を向上させます。

複数ロケーション区分の変更【5.1】:区分を変更した際、整合性を保って関連データを一括修正してくれる機能です。右クリックから後追いメンテナンスも可能です。

データの健全性維持:登録・更新時のリアルタイムな不整合チェックに加え、事後の整合性チェック機能も搭載。データの正確性をより強固に維持します。

10.複数の単位と数量換算機能(換算表示機能)

部門ごとに異なる管理単位や多通貨の壁を、システムが解消します。

■ 高度な単位換算と多通貨対応

アイテム別の換算表示設定【5.1】:全体換算、在庫換算、実績換算に加え、一覧系フォームでも換算値表示が可能になりました。

単価・売価マスター連携【5.1】:仕入先や得意先ごとに、基準単位と異なる複数の「入り数」を登録でき、入力時に最適単位へ自動換算されます。

多通貨対応と集計:外貨での発注・受注に対応し、設定したレートに基づき基準通貨へ自動換算・集計します。

11.カレンダ(稼動・能力・基準カレンダ)

取引先や自社工場の稼動実態を精緻に反映し、追上計算の精度を担保します。

■ 柔軟なカレンダー運用

個別稼動カレンダーの設定:得意先の営業日や24時間稼動、設備メンテナンス日などを個別に反映できます。カレンダー数はほぼ無制限に作成可能です。

基準カレンダ機能【5.1】:日、週、月、年、シフト単位の各バケット用稼動カレンダーを自動生成し、多段階の計画立案を支援します。

12.買掛・売掛および支払・請求管理

購買データから支払処理、売上データから請求処理までを一気通貫で管理します。

■ 買掛・支払管理

資材の検収実績から発注先ごとの「買掛明細」を自動集計します。支払条件に基づく「支払予定表」の作成から実績入力による消込管理まで一貫して行え、発注先と支払先が異なる取引関係にも対応可能です。また、電子帳簿保存法に対応した仕入明細書のPDF保存も備えています。

 

 

■ 売掛・請求・入金管理(※受注販売管理オプション)

出荷実績から「売掛明細」を自動集計し、得意先ごとの締日で請求データを作成します。インボイス制度対応の請求書発行やPDF保存が可能で、未入金額の消込や過入金額の次月引当など実務に必要な債権管理を行えます。

 

 

■ 会計システムとのスムーズな連携

買掛・売掛、支払・入金の確定データは、主要な会計ソフト(勘定奉行、PCA会計、弥生会計など)の仕訳フォーマットに合わせてテキストで書き出すことができます。現場の実績から直接仕訳データを作成できるため、二重入力を防ぎます。

13.ユーザー管理と機能・役割の設定(権限管理)

安全なシステム運用と内部統制(J-SOX法等)を確保し、組織の階層や担当業務に応じた柔軟なアクセス制御を実現します。

■ ユーザー・グループ・役割の統合管理

ユーザーとグループの管理:TPiCSを利用する個々のユーザーを登録し、ログインを制御します。ユーザーを特定のグループに所属させることで、グループ単位での設定変更やマイメニューの共通運用が可能になり、部署異動時などの管理手間を軽減します。

役割(ロール)の付与:1人のユーザーに複数の役割(営業、製造、管理者、派遣社員等)を柔軟に持たせることが可能です。

機能と役割の設定(アクセス権限):各画面やボタンに対して「操作・編集可(W)」「表示のみ・読取専用(R)」「表示しない・アクセス不可(N)」といった細かな権限を設定できます。これにより、特定の担当者以外には原価や単価などの画面を「表示しない」、あるいは「表示のみ・読み取り専用」といった厳密な統制が可能です。

内部統制と修正履歴(ログ管理):内部統制オプションにより、システム内の主要なテーブル(製番計画、支払予定、マスター全般など)に対するデータの新規追加、訂正、抹消の履歴を専用の「修正履歴テーブル」に自動記録します。データの改ざん防止や、問題発生時の原因調査において強力なトレーサビリティを発揮します。

認証の引継ぎ:RemoteApp運用等に適し、Windows認証を引き継いで自動ログインする運用が可能です。パスワードの二重管理を解消します。


14.生産計画ピボットテーブル【5.1】

蓄積された膨大なデータをExcelライクなピボットテーブル形式で多角的に集計・分析し、業務改善や意思決定をスピーディーに行えます。

■ 自由な集計と可視化

多角的なデータ分析【5.1】:行・列・値に任意の項目をドラッグ&ドロップして、直感的に集計表を作成できます。計画明細、引落明細、実績データ、受注データなどTPiCS内のあらゆるトランザクションデータを繋ぎ合わせることが可能です。「月ごとの製造担当別の負荷予測の可視化」や「内示・受注情報から算出する向こう半年間の収益予測」、「品目ごとの不良発生率の推移」など、現場が求めるあらゆる切り口での分析に対応します。集計結果はそのまま画面上でドリルダウンして確認できるだけでなく、状態を維持したままExcelファイルへ出力して会議資料として二次加工することも容易です。


15.管理チャートによる可視化と分析

日々蓄積される実績データを多角的な視点から分析し、生産活動の問題発見と業務改善を強力にサポートする多様なチャート機能を標準で備えています。

■ 課題解決に向けた多彩な管理チャート

進捗管理チャート:計画に対する進捗状況を、「推移」「緊急度」「繰上げ」の3つの側面からチャート化して表示します。予定した計画が滞りなく進んでいるか、どの程度遅延しているか、あるいは特急対応による計画の繰上げが頻発していないかを視覚的に捉えることができます。

歩留り管理チャート:生産場所や作業担当者別に、計画数量に対する実績数量の比率(歩留まり率)を計算して低い順に表示します。歩留まり低下の原因工程を特定し、作業手順の見直しや設備メンテナンスの検討材料として活用できます。

コストダウン管理チャート:発注月別の標準単価に対する実績購入単価の比率推移をグラフ化します。海外調達先における為替変動の影響も含めた実質的なコスト状況を把握でき、発注先変更の検討や部品内製化への切り替え判断など、戦略的な調達活動を支援します。

16.高度なカスタム機能(フォームと項目のカスタム)【Update】

プログラム開発不要の設定のみで、自社に最適なシステムへと拡張可能です。

■ 項目のカスタムと拡張

ユーザーフィールドの追加【5.0】:自社特有の項目(色、材質、図面番号、特記事項など)を各テーブルに自由に追加・配置できます。Ver 5.0よりハイパーリンクや画像の表示に対応しており、Ver 5.2では新たに「フィールド表示タイプ」としてQRコードの表示設定が追加されました。画面上のQRコードをタブレットやハンディターミナルで読み取る運用が可能になります。持回りフィールド機能により、マスターに入力した値を指示データ、実績データへと自動で引き継ぎます。

 画像表示パスの設定【Update】:Ver 5.2にて画像の表示タイプを「画像のみ」「パスのみ」「画像とパスを表示」から選択できるようになりました。図面や製品写真の確認がよりスムーズに行えます。

■ フォームのカスタムとUI構築

項目表示とレイアウトのカスタマイズ【5.1】:キャプション、フォントサイズ、背景色、ドロップダウンリスト、デフォルト値、タブオーダー等の指定が可能です。Ver 5.1では、試行錯誤してカスタマイズしたパネルレイアウトをユーザー個別に初期化(リセット)できる機能が追加され、安心して画面変更を試せるようになりました。

ユーザーフォームとマイメニュー【5.1】:マイメニューにフォルダを追加して階層管理できるほか、運用に合わせた画面構成が可能です。また、独自の入力・表示画面を作成できるユーザーフォーム機能を備え、独自SQLと組み合わせることで外部DB(販売管理システムやMESなど)を直接参照してTPiCS内に表示させる専用画面を構築できます。


17.自動化処理(マクロ・スクリプト)【Update】

日々の定型業務を自動化し、作業工数とヒューマンエラーを徹底的に削減します。

■ 一括処理とスクリプトによる省力化

定型一括処理:所要量計算、製番展開、ファイル読込み、各種帳票の発行など、毎日決まった順序で行う複数の処理を「定型処理」として登録し、ワンクリックや夜間バッチで一括実行できます。担当者の退社後にシステム単独で計算を走らせるといった無人運用の中核を担います。

マクロ記録機能【5.0】:画面のボタン操作を行うだけで、その操作手順がそのまま独自のスクリプトコマンドとしてテキスト記録される機能です。プログラミングの専門知識がなくても、日常の操作を記録するだけで容易に自動化スクリプトを作成・編集できます。

スクリプトの一時停止と継続実行【5.1】:スクリプト実行中に「Pause」コマンドで処理を一時停止させる機能が追加されました。自動処理の途中でユーザーがエラーログの確認やマスターの単価修正を手動で行い、その後画面上のボタンから再び残りのバッチ処理を継続実行させるといった、人とシステムが協調する柔軟な半自動化運用が可能になりました。

ユーザー定義のイベント処理設定【Update】:所要量計算後や計画明細作成後といった既存のトリガーに加え、Ver 5.1より帳票の印刷ボタン押下時やデータの出力時など、日常のオペレーションを起点にして外部のEXEプログラムやバッチファイルを呼び出すことが可能になり、他システムとのシームレスな連携が実現しました。

スクリプト制御の高度化【Update】:専用コマンドによるスクリプト実行において、Ver.5.1よりガントチャートや構成ツリーの操作に対応しました。ダイアログやパネル内の入力エリア指定、特定のタブを指定した実行が可能になり、より精密でミスのない画面自動制御を実現しています。またメッセージ機能の拡張により、自動取込時のエラーを管理者にメールで即座に通知する運用も可能です。