TPiCS-X Ver 5.2

多彩な生産形態・受注形態を1つのシステムに

製造現場のリアルは、組立・加工といった「モノの作り方」と、見込み・一品・特急といった「注文の入り方」が複雑に絡み合っています。TPiCSは、このあらゆる「生産形態×受注形態」の掛け合わせに、アドオンなしの標準機能でしなやかに適応します。システムに現場を合わせるのではなく、表面的なカスタマイズに頼るのでもなく。この柔軟で強靭なパッケージを「道具」として使いこなし、自社の生産管理をより強く鍛え上げてください。

生産形態 組立て型(自動車部品,家電製品,電子基板,工作機械,建設機器) 加工型(プレス加工,切削加工,板金加工,射出成型,鋳物,ネジ) プロセス型(化学薬品,香料,食品加工,石油化学製品,ゴム,飲料)受注形態 見込み生産( 受注する前に見込みで生産し、得意先に対して即納、半製品や加工部品も含む。)継続受注生産(毎月受注して生産(都度見積なし、都度設計なし))断続受注生産(年に1回~数回受注して生産(都度見積が発生、一部設計変更あり))個別受注生産(都度受注して設計し生産。設計は客先仕様や自社仕様。)一品

Ver5.2の新機能・機能強化

▪製番ジャーナル機能と受注の受付区分

製番管理もジャーナルで計画管理 (fMRP製番、製番管理システム機能)

製番展開時の手配遅れや引当不足を警告し、異常を早期に発見します。

受注の仮受付に生産回答 (受注販売OP)

特急受注時は自動で仮受付状態とし、ジャーナルで負荷を確認後に納期を回答する運用を支援します。

▪リソース管理のメンテナンス計画作成

消耗予定からメンテナンス計画作成 (リソースOP)

設備の累積稼働や周期に基づき、保全計画を自動で立案します。

設備メンテナンスを考慮した計画立案 (リソースOP)

保全期間の能力を自動で制限し、現場に無理のない生産計画を生成します。

メンテナンスに必要な交換部品の発注 (リソースOP)

保全に必要な資材の所要量を計算し、在庫不足時は自動で手配します。

▪フリーロケーションの払出

フリーロケーション、複数倉庫に対応した払出管理 (払出管理OP)

優先順位や距離に基づく設定から、最適な保管場所を自動判別してピッキング指示を作成します。

▪工程管理の機能強化

工程の着手に合わせた前工程の手配 (工程管理OP)

部品を使用する詳細工程を指定でき、その着手予定日に合わせて材料を的確に手配します。

▪送料管理

受注・出荷の送料/発注の送料持ち管理可能に (受注販売管理OP)

運賃や梱包費を費用アイテムとして受注や注文に紐付け、モノとカネの動きを正確に管理します。

▪連携機能強化

WebAPIのサービス化 (トランザクションインターフェースOP)

バックグラウンド稼働と並列処理に対応し、他システムと高速かつ安定して連携します。

ファイル入出力 I/F リニューアル (標準機能)

ExcelやJSON形式に標準対応し、SQLプレビュー機能で出力前の確認が可能になりました。

▪その他

「現場の時間」と「システム日付」をDateTime型で管理 (標準機能)

日跨ぎの夜勤シフトでも、論理的な作業日とリアルな日時を分離し、正確な実績管理を実現します。


リピート生産の方

≪  繰返生産システム ≫


▪需要の変化に対応し、かつ安定生産を実現

受注・需要予測を元に、最適な生産計画を自動作成

所要量計算(f-MRP)により、在庫や発注残(指示残)を引当て、過不足のない計画を自動作成します。豊富なパラメータ設定により、ロットサイズや期間による数量まとめ、リードタイムに基づく日程計算に柔軟に対応。最適な生産計画立案を支援します。

間に合わない計画をジャーナルで警告

所要量計算で手配が間に合わない場合は、ジャーナル(警告情報)で即座に通知。いつ、何が、いくつ不足するか、どの出荷に影響するか明確になり、今から迅速に判断・対応ができます。

短納期や需要変化を吸収する「基準在庫」設定

短納期対応する製品や、調達期間が長い購入品は「基準在庫(バッファ在庫)」設定により、変化を吸収した計画を立案。

需要変化に強く、安定した生産を実現します。

工程の負荷を可視化し、無理のない計画へ平準化

ガントチャートで負荷を可視化し、生産調整を容易に。さらに、自動平準化計算で負荷集中を回避し、現場の実情に即した実行性の高い計画を立案します。

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リピート生産に、おすすめのオプション

カスタム生産の方

≪  f-MRP製番管理システム ≫


▪受注オーダー単位で柔軟な仕様変更が可能

多品種少量、BTO(Build To Order)生産に対応

オーダーごとに部品の追加や変更、工程の調整が可能なため、多品種少量生産やBTO生産に柔軟に対応します。製品ごとの複雑なマスター管理は不要です。

直感的なオプション追加

オプション構成をマスター登録し、オプションコードでの手配に加え、製番構成ツリー上でオプション品をドラッグ&ドロップで追加できます。

生産スケジュールを可視化

製番明細ガントチャートで、オーダーごとの生産・出荷予定を一目で確認。個別オーダー単位で納期調整をスムーズに行えます。

オーダー別個別原価管理

製番原価明細により、オーダー別の原価を正確に集計。

予定、実績、さらに見込みベースでの原価把握にも対応します。

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カスタム生産に、おすすめのオプション

一品生産の方

≪  f-MRP製番管理 + 一品生産オプション ≫


▪個別設計生産・試作など、1度限りの生産にも対応

マスター登録不要

事前にマスターを用意する必要はなく、生産手配用のプロジェクト計画データを登録すれば、マスターが自動作成されます。

受注、生産形態に合わせた、豊富な生産計画作成方法

 -CADなどから図面構成を取込み、製造BOMに変換して生産手配

 -生産パターン別に基本構成を用意し、構成変更を加えて生産手配

 -過去の計画を複写し、構成追加・訂正・抹消しながら生産手配

設計変更への対応

設計変更により既に手配が不要になったもの、あるいは追加手配が必要になったものを見つけ、キャンセルや追加手配を行います。不要になった部品を他のプロジェクトへ流用も可能。

個別設計品と汎用品(f-MRP) の混在対応

1つの構成において、個別受注生産の「製番管理品」と、繰返し生産の「f-MRPによる所要量計算品」を混在して扱えます。これにより、製品特性に応じた最適な生産管理を支援します。

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一品生産に、おすすめのオプション

多彩な生産形態×受注形態を支えるシステム

計画作成機能

幅広い受注形態に対応する計画作成

■ 所要量計算(f-MRP)

量産繰返し性が高い製品(アイテム)は、受注・内示や、販売予測からの見込みから、製品構成表に従って末端の部材手配まで製造リードタイムやロットまとめ等に従った日程ベースで生産計画を自動作成します。

・ジャーナル

現在から先々の使用予定を加味した計算在庫から新たな生産・発注の手配が必要な場合に発注リードタイムを割っているなど人が判断すべき状態の場合には、ジャーナルに表示し迅速な対応ができます。 

▶詳細はこちらから

■ 製番展開(製番管理) 

受注登録による製番計画を作成する方法や、先行した製番計画で手配し、後に受注が仕様変更した製番が引当てる方法、f-MRPで立てた計画に製番名を付ける方法により、製品やユニット、材料の管理特性に適した方法で手配計画が作れます。

・ジャーナル

製番計画の展開により製造リードや発注リードを割っている、不良により引当てが不足する場合には、ジャーナルが表示され迅速な対応ができます。

▶詳細はこちらから

■ アイテム毎の管理方法で多彩な受注形態に対応

アイテムごとにf-MRP、B製番、S製番、F製番の設定ができ、製品やユニットレベルは製番。共通ユニット、汎用部品はf-MRPといった構成で管理が自由自在。


基本機能

多彩な生産形態に対応するマスター

■ アイテムのパラメータで最適な生産計画に

アイテム単位でロットや製造リードタイム、f-MRPや製番管理などのパラメータを設定し、最適な計画を作成できます。中間ユニットや工程、外注加工、支給など製造過程の様々な管理ポイントに応じた計画立案が可能です。

■ "アイテム"による抽象化と拡張性

製品や部品だけでなく、作業や費用等の管理要素を「アイテム」として抽象化します。将来、製品が中間ユニットに変わったり、部品を補修品として販売することになっても、マスターを再構築せずに柔軟に維持できます。

■ 深い階層の製品構成

1製品に最大128階層までの構成を組め、アイテム数は無制限です。適用開始日・終了日による構成の自動切替えや、製番管理時のオプション指定による部品の取換え構成にも対応します。

■ ランニングチェンジ(自動切換え)

新旧部品を登録するだけで在庫消化時期を計算し、枯渇時に自動的に新部品へ切り換えます。旧部品の死蔵在庫を防ぎます。

■ 不良率(歩留まり率)の考慮

構成ごとに不良率を指定可能です。歩留まり低下を見越して所要量を自動割増し計算し、欠品を防ぐ的確な手配を行います。

計画を実行する指示と実績

■ 最適なタイミングと条件での手配・指示

計画に基づき、現場や取引先へ正確かつ効率的に手配します。

各種指示書の発行:リードタイムに合わせ、注文書や作業指示書などを最適なタイミングで発行・送信します。

特急指示のアラート:リードタイムを割った手配には自動で「特急」マークを付与し、緊急度を伝達します。

手配条件の自動適用:発注ロット等に合わせ最安単価先の自動選択や分割発注など最適な条件を自動適用します。

標準時間のセット:標準作業・段取り時間を指示書へ自動セットします。

■ 未来の正確な計画を支える実績管理

実績入力の目的は、現在の在庫と進捗を捉え「次回の計画を精緻に作成すること」です。現場の負荷を抑えデータを収集します。

生産実績と自動引落し:作業完了後、ボタン一つで実績計上と子部品の引落が完了し、在庫を即座に反映します。

二段階管理(受入・検収):現物受領と品質確認の二段階で管理し、有効在庫を正確に把握します。

計画外実績への対応:不良等のイレギュラーをデータ化し、欠品や手配漏れを防ぎます。

QRコード入力:対象を瞬時に特定し、入力負荷とミスを削減します。

 

統合マスター 

アイテムや製品構成、単価、工程などのマスター情報を一画面でまとめて登録・更新できる一元管理機能です。

 

買掛・支払・売掛・請求・入金

購買データの買掛・支払から売上データの売掛・請求・入金まで一元管理。会計ソフトへの仕訳連携も可能です。

 

在庫管理・受払・棚卸

日々の実績でリアルタイムに在庫を更新。工場を止めないノンストップ棚卸や循環棚卸で現場の負荷を軽減します。


カレンダー

稼動カレンダー:発注先、仕入先、得意先、生産場所の稼働日カレンダー。登録カレンダー数は、ほぼ無限。

能力カレンダー: 生産場所の日ごとの生産能力を表すカレンダーの登録が可能。

生産計画のバケット: 日バケ

ット、週バケット、月バケット、シフト単位バケットが可能。最大365バケット。

数量換算・複数単位

同一アイテムで異なる単位、入数、単価を登録でき、注文数に適した単位で発注可能です。生産計画の数値を指示書や在庫一覧、構成表に合わせて換算でき、製品や部材ごとに単位を変えて表示できます。

異なる単位・売価での受注登録も可能です(受注販売管理OP)。

生産計画ピボット集計

生産計画、生産実績、引落実績、受注出荷のデータをExcelライクのピボットテーブル機能で、集計、分析が可能。

集計されたデータのグラフ表示ができ、グラフをExcelや画像に出力することが可能。

集計条件を記憶することができ、様々な分析を素早く表示。


ファイルの入出力

全テーブル・ビューのデータをCSV、Excel書出し読込み可能

トランザクションテキスト読込み 外部で作成したデータの読込みによりフォームで登録と同様の処理が可能。

SQLの登録によりデータを絞込んだ書出しのパターン登録ができます。

グローバル対応 

多言語対応:ドルやユーロといった外国通貨での受注、発注に対応。海外サプライヤーからの調達業務も、現地の取引通貨のままシームレスに対応。

時差考慮:DBサーバーと各生産拠点が異なるタイムゾーンにある場合に、時差を考慮した日時の表示、データ書き込みが可能です。

ユーザー・権限管理

ユーザー毎に役割の指定が可能。役割ごとに、フォームの表示・非表示、リードオンリー表示の切り替、実行ボタンや設定パネルの表示制御、使用可能な実績区分の制限など、現場に合わせたカスタマイズが可能。

Windowsのログインユーザーを使用することで、Windows認証のログイン管理が可能。


各フォーム共通の操作性

簡易検索 どの項目でも、完全一致、部分一致、含む検索、以上、以下、否定など自由な検索ができます。

■ データ絞込み どの項目にも、検索と同様な、条件をand orで複数組合せ絞込みができ、絞込み条件の登録により、素早い絞込み切替えができます。

■ ソート どの項目でも、昇順、降順のソートができます。

■ フィルター どの項目でもExcelライクのフィルターができます。

■ グループ化 任意の項目でデータのグルーピングできます。

■ データ集計 グリッド上の項目に対し、合計・平均・最大・最小・件数を即座に算出できます。

・総集計 表示されたデータを対象に集計ができます。

・グループ集計 グループ毎の集計ができます。

■ CSV、Excel書出し 表示中データをそのままCSVやExcel形式で出力でき、分析や資料作成に活用できます。

■ グリッドのセル範囲選択 Excelのように範囲選択したデータのコピー&ペーストが可能です。

■ 構成ツリー表示と絞込み 構成情報(BOM)をツリー形式で視覚的に表示し、その構成に含まれるアイテムで絞り込みができます。

■ アイテム種類絞込み 製品や購入品、中間品などアイテム種類に応じた絞り込みができます。

■ 表示拡大率 PCの解像度に合わせて、ユーザー毎に画面の表示倍率をフォーム単位で設定できます。一律設定も可能です。

■ 項目の並び替え ドラッグ&ドロップで項目の並び順を変えることができます。


設定でできる高度なカスタマイズ

開発なく、すべてのフォーム、タブへユーザー項目の追加・参照表示・入力のカスタム可能

・キャプション変更 

・タブ順

・入力必須

・デフォルト値

・背景色

・フォントサイズ

・ドロップダウンリスト

・画像 

・ハイパーリンク

・各マスター検索パネル指定

・表示データのSelect文

Excelの帳票テンプレートで自由に変更可能

・作業指示書

・外注加工依頼書 ・注文書

・材料支給作業指示書

・出荷指示書

トランザクションデータ連携専用テーブルで他社システムと双方向データ連携が可能

CSV形式のテキスト連携も可能

・生産計画

・製番計画

・プロジェクト計画

・計画明細

・生産実績

・受入、検収実績

・受注データ

・出荷実績

・詳細工程計画明細

・詳細工程の実績

・払出実績

トランザクションデータ連携専用テーブルで他社システムと双方向データ連携が可能

APIコマンド送信でリアルタイムにデータ取込と取込結果が分かる

・ハンディターミナルやタブレット連携

・各種クラウドサービスとの連携

・計画明細

・生産実績

・受入、検収実績

・受注データ

・出荷実績

 

ユーザーごとの表示するデータをSQLのWhere句条件で表示、編集制限可能

・ユーザーが所属する製造部門の実績のみ登録可能

・担当者ごとに表示、編集できるアイテムを制御


ユーザー定義フォーム作成

・アドオンシステム用のマスター登録フォーム

・SQLによる集計データ表示フォーム

定型処理をスクリプトにより自動実行

・操作のマクロ記録でスクリプト作成

・ユーザーボタンからスクリプト実行

・スクリプトの定期実行

・システムのコマンドライン引数として起動時のスクリプト実行

他のアプリケーションを呼出せるユーザーボタン・メインメニューのマイメニュー

・連携アドオンシステムの起動

・他社システムの起動

・スクリプトの実行

グリッドのデータを他のアプリケーションにデータを転送

・選択レコードのアイテムコードをキーに作業手順書ドキュメント表示

・選択したユーザー定義フィールドの図番から図面データの表示

主要処理後に外部システムの呼出・データ転送

・計画明細作成後に作成された計画をアドオンシステムに出力。

・注文書発行画面から[印刷]ボタンで外部システムの呼出、

印刷対象データの出力。