大規模データ運用時における主要処理所要時間について

 近年、TPiCS-Xをご検討なさるお客様の中で大規模なデータ運用を行うところが増加しております。

例として、「アイテムマスターの総件数が100万件に及ぶ」、「製番で運用するが1つの製番を構成するアイテム数が数万件規模」などです。

日々の業務の中で所要量計算や計画明細作成、製番展開などは毎日行いますが、当然のことながらこれらの処理はアイテムマスターを始めとする各種データ量の多寡が所要時間に大きく影響を及ぼします。

その為、多くの時間を要することが想定される10万件を超えるようなデータ規模での運用を考える際に、各主要処理に掛かる大まかな時間を知っておくことは、当該処理を日中に手動で行うのか、夜間にバッチ処理で自動実行させるのか等の運用体系を検討する上で有用なことです。

 

 以上の点に鑑み、弊社ではそれら大規模データを用いた場合、所要量計算や製番展開が所要時間の面で実運用に耐えうるかの調査を実施しました。

SI様の導入時の参考資料の他、これに近い規模での運用をお考えのユーザー様はTPiCS-Xを検討される際の一助としてご活用ください。

 

 また、これらの処理をサーバーマシンで行う場合、どの程度のスペックでマシンを構築すればよいのかという点でも参考になるよう各検証結果にテストマシンのスペックも記載しております。

 

 

■所要量計算・計画明細作成

アイテムマスター件数10万件、20万件、100万件の状況下で所要量計算及び計画明細作成の各処理に対しての所要時間を計測

 

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■製番展開

アイテム件数4万件規模、8階層の構成を製番展開した際の所要時間を計測

単純な製番展開の他、引当て可能明細の有無や複数件同時展開など5つのパターンを想定

 

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