動作環境

クライアント
対応OS

Microsoft .NET Desktop Runtime 8.0.1 が動作する環境必要です。マイクロソフトのダウンロードサイト

Windows 11(64bit)

Windows 10(64bit)

Windows Server 2022 (64bit)、リモートデスクトップサーバー、RemoteAPP

Windows Server 2019 (64bit)、リモートデスクトップサーバー、RemoteAPP

Windows Server 2016 (64bit)、リモートデスクトップサーバー、RemoteAPP

CPU

メモリ

ハードディスク

OS及び .NETの推奨システム要件が必要です。

所要量計算するクライアントの場合、CPUとメモリは強力なものが望ましいです

帳票印刷

Excel2021

Excel2019

Excel2016

Microsoft365(上記バージョンのExcelのみ対応)

※デスクトップアプリ版のみ対応

データベース
Microsoft SQL Server

SQL Server 2022 Enterprise Edition、Standard Edition、Express Edition

SQL Server 2019 Enterprise Edition、Standard Edition、Express Edition

SQL Server 2017 Enterprise Edition、Standard Edition、Express Edition

SQL Server 2016 Enterprise Edition、Standard Edition、Express Edition

ORACLE

ORACLE 21c Enterprise Edition、Standard Edition 

ORACLE 19c Enterprise Edition、Standard Edition 

ORACLE 18c Enterprise Edition、Standard Edition 

運用環境例

サーバー・クライアント運用

社内のネットワークに、データベースサーバーを中心に配置し、各クライアントPCでTPiCSの処理を行う運用方法です。
サーバーは、データーベースとTPiCSライセンス管理サービス、所要量計算や製番展開などの高負荷なバッチ処理をタスクスケジューラで行います。
高スペックなクライアントPCにて、所要量計算、製番展開する運用も可能です。
メリット

クライアントPCのCPUやGPU、メモリなどのリソースが使用できるため環境によっては高レスポンスにできる。
小規模ならば構造がシンプルなのでサーバー故障時に他のPCでデータベースのバックアップ復元により代用可能。

デメリット

社内のLANが低速、不安定な場合、TPiCSの操作レスポンスに影響する。

クライアントPCの故障時、TPiCSはデータベースへの接続設定が復旧するが、帳票や関連するシステムとの連携は再構築が必要なことがある。PC全体のバックアップ復元で対策可能。

サーバー
OS :  Windows Server (Microsoft .NET 8.0 Desktop Runtime 必要)
データベース : SQLServer、またはOracle
TPiCS :

ライセンス管理サービス(ハードキー認証、通信制限がなければリモートライセンス認証を選択可能)

サーバーでタスクスケジューラを用いて所要量計算、製番展開することも可能。

ハードウェア : データベースのハードウェア要件以上
クライアント
OS : Windows 11等 WindowsクライアントOS
(Microsoft .NET 8.0 Desktop Runtime 必要)
TPiCS :

TPiCSシステム

ハードウェア : 所要量計算、製番展開のクライアントはCPU、メモリリソースを多く使用するため、アイテム件数30,000件規模で8Gメモリ、CPUコアが3コア以上で高速なものが望ましい。実績入力オペレーションでは6Gメモリ程度必要。
TPiCSの費用は、システム購入の方式、年額や月額使用料方式のどちらでも可能です。

リモートデスクトップサーバー運用

社内ネットワークにWindowsのリモートデスクトップサーバーを配置し、サーバー上にインストールされたTPiCSを、各クライアントPCからリモート操作で、所要量計算や製番展開、実績入力など、すべての処理をサーバー上で行う運用方法です。

リモート操作には、Windows標準のリモートデスクトップ接続やRemoteAPP接続などを使用します。
パワフルなクライアントPCを、一部サーバー・クライアント構成にして運用することもできます。
メリット

システムをサーバーで集中管理できる。

低速、低レスポンスのLANやVPN越しで通信が途切れても処理を完結でき運用できる。

クライアントPC故障時に、リモートデスクトップ接続できれば即復旧可能。

デメリット

Windows Server のリモートデスクトップ接続ライセンス(RDS)の追加が必要。
リモートデスクトップサーバーの設定と、関連してActive Directory環境が必要。
クライアントのユーザー数に応じたサーバースペックが必要。

クライアントPCのスペックが向上してもレスポンスは変わらない。

サーバー
OS : Windows Server (Microsoft .NET 8.0 Desktop Runtime 必要)
Windowsリモートデスクトップサーバ、RemoteAPP環境の構築には、接続クライアント数ごとに、WindowsリモートデスクトップサービスCAL(RDS CAL)が必要。
データベース :

SQLServer、またはOracle

TPiCS : ライセンス管理サービス(ハードキー認証、通信制限がなければリモートライセンス認証を選択可能)
サーバーでタスクスケジューラを用いて所要量計算、製番展開することも可能
ハードウェア : アイテム3万件規模、リモートデスクトップ接続5台で16Gメモリ以上が望ましい。
クライアント
OS : Windowsリモートデスクトップクライアント要件に従う。
TPiCS :

リモートデスクトップ接続、RemoteAPP接続でリモートデスクトップサーバーのTPiCSを操作。各クライアントへのインストール不要。

TPiCSの費用は、システム購入の方式、年額や月額使用料方式のどちらでも可能です。

仮想サーバー・プライベートクラウド運用

社内ネットワーク内に仮想サーバーホストを立て、その中の仮想マシンにWindows Serverのリモートデスクトップサーバーを構築しTPiCSを運用する方法です。
リモート操作には、Windows標準のリモートデスクトップ接続やRemoteAPP接続などを使用します。

パワフルなクライアントPCを、一部サーバー・クライアント構成にして運用することもできます。
メリット

TPiCS以外に複数のサーバーを運用している場合に、同時処理性能が強力になった物理サーバーパワーを有効利用し統合できる。
2台の仮想サーバーホスト間で仮想マシンを常に複製することでサーバー故障時の復旧が容易、物理サーバー更新時に仮想マシン内のOSはそのままにできる。
リモートデスクトップサーバー運用と同様のメリット。

デメリット

仮想サーバーの故障対策には、2台の仮想サーバーが必要。

リモートデスクトップサーバー運用と同様のデメリット。

仮想サーバーホスト

OS

:

Windows Hyper-V ※、vmware vSphere 等

※Hyper-Vでセキュリティやインターネット障害対策のためハードキー認証をご利用の場合、別途、サイレックス・テクノロジー社等のUSBデバイスサーバを使用します。USBデバイスサーバーに接続されたハードキーを、LAN経由で仮想マシンのソフトウェアからUSB接続して認証できます。

アプリケーションサーバー
OS : Windows Server(Microsoft .NET 8.0 Desktop Runtime 必要)
Windowsリモートデスクトップサーバ、RemoteAPP環境の構築には、接続クライアント数ごとに、WindowsリモートデスクトップサービスCAL(RDS CAL)が必要です。
データベース :

SQL Server または Oracle

物理サーバーパワーと仮想マシン設定によってはアプリケーションサーバーとデータベースサーバーを統合可能。

TPiCS : ライセンス管理サービス(ハードキー認証、通信制限がなければリモートライセンス認証を選択可能)
サーバーでタスクスケジューラを用いて所要量計算、製番展開することも可能
スペック :

仮想マシンのCPU Core数、メモリ量は、クライアント数の増減に従って調整する。

クライアント
OS : Windowsリモートデスクトップクライアント要件
TPiCS : リモートデスクトップ接続、RemoteAPP接続でリモートデスクトップサーバーのTPiCSを操作。各クライアントへのインストール不要。
TPiCSの費用は、システム購入の方式、年額や月額使用料方式のどちらでも可能です。

パブリッククラウド運用

社外のクラウドサービスを利用し、仮想マシンのリモートデスクトップサーバーで運用する方法です。

リモート操作には、Windows標準のリモートデスクトップ接続やRemoteAPP接続などを使用します。
メリット

サーバーのハードウェアトラブルはクラウドサービスにて復旧される。

クラウドの仮想マシンを、運用初期は必要最低限のスペックにし、後のクライアント数増やデータ量増に合わせてスペックを容易に上げることができる。
社外のネットワークからも容易に接続できる。
リモートデスクトップサーバー運用と同様のメリット。

デメリット

クラウドサービスによっては他社の処理による物理サーバーの負荷の影響を受け、時々によって処理時間が変わる。
社外のネットワーク障害の影響でシステム運用できなくなることがあり得る。
リモートデスクトップサーバー運用と同様のデメリット。

クラウドサーバー

クラウド
サービス
: さくらのクラウド(本運用にも使用できるデモ環境あり)、WindowsAzure、AmazonEC2 等
OS : Windows Server(Microsoft .NET 8.0 Desktop Runtime 必要)
Windowsリモートデスクトップサーバ、RemoteAPP環境の構築には、接続クライアント数ごとに、WindowsリモートデスクトップサービスCAL(RDS CAL)が必要です。
データベース : SQLServer、またはOracle
TPiCS :

ライセンス管理サービス(通信制限がなければリモートライセンス認証を使用可能)。

サーバーでタスクスケジューラを用いて所要量計算、製番展開することも可能。

スペック :

クラウドサービスによっても必要スペックは変わる。仮想マシンのCPU Core数、メモリ量は、クライアント数の増減に従って調整する。

さくらのクラウドの東京第2リージョンでTPiCS動作に必要な最小スペックは、4Core、メモリ8G(2024/5/1現在)

クライアント
OS : Windowsリモートデスクトップクライアント要件
TPiCS :

リモートデスクトップ接続、RemoteAPP接続でリモートデスクトップサーバーのTPiCSを操作。各クライアントへのインストール不要。

TPiCSの費用は、システム購入の方式、年額や月額使用料方式のどちらでも可能です。

パブリッククラウド+VPN運用

社外のクラウドサービスを利用し、クラウドサーバーとクライアントPC間は、VPNを用いてセキュリティを高める運用方法です。

拠点にVPNルーターを設置することでクラウドサーバーと拠点が1つのLAN内になり、クラウドサーバーへの外部から接続を遮断できます。

リモート操作には、Windows標準のリモートデスクトップ接続やRemoteAPP接続などを使用します。

メリット

クラウドサーバーを防御しやすい。

パブリッククラウド運用と同様のメリット。

デメリット

パブリッククラウド運用と同様のデメリット。

 

クラウドサーバー

クラウド
サービス
:

さくらのクラウド(本運用にも使用できるデモ環境あり)、WindowsAzure、AmazonEC2 等

クラウドサービスでVPN設定が必要

OS : Windows Server(Microsoft .NET 8.0 Desktop Runtime 必要)
Windowsリモートデスクトップサーバ、RemoteAPP環境の構築には、接続クライアント数ごとに、WindowsリモートデスクトップサービスCAL(RDS CAL)が必要です。
データベース : SQLServer、またはOracle
TPiCS :

ライセンス管理サービス(拠点間VPNとUSBデバイスサーバーの利用によりハードキー認証が可能、通信制限がなければリモートライセンス認証も可能)

サーバーでタスクスケジューラを用いて所要量計算、製番展開することも可能

スペック :

クラウドサービスによっても必要スペックは変わる。仮想マシンのCPU Core数、メモリ量は、クライアント数の増減に従って調整する。

さくらのクラウドの東京第2リージョンでTPiCS動作に必要な最小スペックは、4Core、メモリ8G(2024/5/1現在)

クライアント
OS : Windowsリモートデスクトップクライアント要件
TPiCS :

リモートデスクトップ接続、RemoteAPP接続でリモートデスクトップサーバーのTPiCSを操作。各クライアントへのインストール不要。

VPN :

拠点間VPNの場合、VPNルータが必要。外部からの接続にはソフトウェアVPNも必要。

TPiCSの費用は、システム購入の方式、年額や月額使用料方式のどちらでも可能です。