![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=303x10000:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/i1227c2a4d4caf6ac/version/1687504731/image.png)
TPiCSのデモ版によるテスト環境の構築で、お使いのPCにインストールしたSQL Server へ接続ができない場合の対象方法です。
インストールしたSQL Server へ接続できないケース
SQL Server 認証のsaで接続できない (パスワード空)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s64d21b00408982fc/image/i223667c2e2d2830d/version/1687334025/image.png)
しばらくログイン画面が続く。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=477x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/i01fccae8f35f99af/version/1687344589/image.png)
”基本”でインストールすると、SQL Server 認証ができません。
サーバー名:localhost¥SQLEXPRESS
認証 :Windows認証
でログインし設定を変えます。
SQL Server の認証方法を”SQL Server 認証”へ変更する へ
カスタムでインストールしたのに接続できない場合は、インスタンス名を間違えているかもしれません。
インスタンス名は サーバー名:localhost¥SQLEXPRESS の¥マーク以降の SQLEXPRESS の部分です。
ログインのsaのパスワードは何を入れる?
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s64d21b00408982fc/image/ia1e147cbc2959034/version/1687334342/image.png)
”基本”でインストールすると、saユーザーのパスワード設定する場面がありません。
サーバー名:localhost¥SQLEXPRESS
認証 :Windows認証
でログインし設定を変えます。
Windows 認証はできるのに SQL Server 認証ができない
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=477x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/i8701825cf10ee0ac/version/1687345225/image.png)
"基本"でインストールすると、ログインは、Windows認証のみになっています。
サーバー名:localhost¥SQLEXPRESS
認証 :Windows認証
混合認証(SQL Server 認証とWindows 認証)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=477x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/i492f4e3256f3e8fd/version/1687345226/image.png)
"基本"でインストールすると、ログインは、Windows認証のみになっています。
サーバー名:localhost¥SQLEXPRESS
認証 :Windows認証
Windows認証でも接続できない
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=477x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/i5699e72eaa676d8e/version/1687334025/image.png)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=477x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/iefaaec7b010dd6e1/version/1687407716/image.png)
"基本"でインストール時のインスタンス名はSQLEXPRESSになります。
サーバー名:localhost¥SQLEXPRESS
認証 :Windows認証
に設定が必要です。
サーバー名:localhost で接続できるのは、インストール時に、既定のインスタンス を選択により、インスタンス名が MSSQLSERVERになっているときのみです。
カスタムでインストールしたのに接続できない場合には、インスタンス名を間違えているかもしれません。
TPiCSのデータベース設定ツールから接続できない
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=477x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/i325b3eed70491bc6/version/1687341876/image.png)
接続できない要因
・SQL Server でSQL Server 認証を許可してない。
・インスタンス名が間違っている。
・saのユーザーのログインが有効になっていない。
・データベースが未作成。
先に、SQL Server Management Studioで、ユーザ名 saで接続し、確認できた接続情報で再度お試しください。
TPiCSから接続できない
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=378x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/i80c5d317ccbba0eb/version/1687410407/image.png)
接続できない要因
・接続設定ファイルが作成されていない。
TPiCSのデータベース設定ツールでSQL Server に接続し、これにより作られる接続設定ファイル(Tx50.cfg)が必要です。
・Tx5.0の接続設定ファイルの参照先に接続設定ファイルがない。
Tx5.0は、ショートカットの作業フォルのTx50.cfgを参照、または、Tx5.0.exeの引数でcfg=で指定されたcfgファイルへのパスを参照します。このファイルが存在しないかもしれません。 データベース設定ツールで設定します。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=378x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/ia67066ba98b89b95/version/1687410834/image.png)
接続できない要因
・データベース名、TxDemoData50が未作成。
・saユーザーが有効になったいない。
・saユーザーのパスワードを間違えている。
・SQL Server でパスワードを変更した。
”基本”でSQL Server Expressをインストールしてしまった
SQL Server Express 2022 のインストールで、自由度の高いのは"カスタム"を選択してのインストールですが、”基本”でインストールしてしまった場合でも、設定の変更で使用できるようになります。
※インスタンス名の変更が必要な場合は、アンインストール、再インストールが必要です。
”基本”のインストールは設定する場面なくインストールが進む
"基本"で開始すると、ライセンス条項に同意し[インストール]をクリックすると、インストーラがダウンロードされ自動でインストールが行われ、途中で設定を変更する画面は表示されないまま、完了まで一気に進んで行きます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=308x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/i32a2d5953a6a7ae4/version/1687407326/image.png)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=308x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/i40e24fba7eb1332b/version/1687407343/image.png)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=295x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/id9d892a3493dd241/version/1687407372/image.png)
インストール完了画面
インスタンス名:SQLEXPRESS(固定値)
SQL管理者:インストールを実行したWindowsのログインユーザーが表示される。
認証方法の変更には SQL Server Management Studioが必要
設定は、SQL Server Management Studio から行うので、Management Studio のインストールを済ませておきます。
SQL Server Management Studio のインストールについて
SQL Server の認証方法を”SQL Server 認証”へ変更する へ
SQL Server の認証方法を”SQL Server 認証”へ変更する
インスタンス名:SQLEXPRESS、Windows認証でログインでSQL Server Express に接続
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=494x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/iee3a5f9a6eb2feb0/version/1687160950/image.png)
"基本"でインストールすると、インスタンス名はSQLEXPRESSになります。また、ログインは、Windows認証でインストールされているので、インストールしたPCにて、インストール時と同じWindowsログインがされている環境であれば接続できます。
SQL Server Management Studioで以下のようにして接続します。
サーバー名:localhost¥SQLEXPRESS
認証 :Windows認証
[接続]ボタンをクリック。
混合認証に切換(SQL Server 認証とWindows 認証)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=494x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/ib99a8ddf2fd90818/version/1687155863/image.png)
サーバー(インスタンス)を選択して、右クリック-プロパティをクリック。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=494x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/if365c99074803e46/version/1687160972/image.png)
サーバーのプロパティの[セキュリティ]で混合認証モードへ切り替え
サーバー認証で
●SQL Server 認証モードとWindows認証モード を選択します。
[OK]ボタンをクリックして設定を保存。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=494x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/i31e732b82d4418be/version/1687161004/image.png)
認証モードの変更には、サーバ(インスタンス)の再起動が必要との
メッセージが表示されます。
[OK]で進む。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=494x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/i68a6ebae3ab697ff/version/1687161816/image.png)
サーバー(インスタンス)を再起動
サーバーを選択し、右クリックメニューの[再起動]をクリック。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=494x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/i2126f3d7c62b0791/version/1687162350/image.png)
[はい]をクリックして再起動の実行。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=494x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/ife5a538d1388c31d/version/1687162350/image.png)
再起動処理中
再起動ができたら、再度、サーバーのプロパティより混合認証に切り替わったか確認するとよいです。
saユーザーのログインを可能にする
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=494x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/i0459810c758fd8d6/version/1687162350/image.png)
saユーザーの[プロパティ]開く
[セキュリティ]-[ログイン]-「sa」を選択し、右クリックメニューの[プロパティ]をクリック。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=494x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/i5ee3846c90851e08/version/1687159089/image.png)
saユーザーのパスワード設定
ログインの[プロパティ]-[全般]でパスワードを設定
パスワード:英語大文字、小文字、数字の組み合わせで8文字以上のパスワードが必要です。
セキュリティが低下するので慎重に選択が必要ですが、「パスワードポリシーの適用する」をオフ にするとシンプルなパスワードの設定も可能です。
[状態]をクリック。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=494x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/iaa67691e5c841a00/version/1687162350/image.png)
saユーザーのログインを有効にする。
Windows認証の時は、saユーザーは無効になっています。
ログインの ●有効 を選択します。
[OK]をクリックし保存。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=494x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/id1bcccb69e7dada9/version/1687162350/image.png)
Windowsユーザからログアウト
サーバーを選択し、右クリックメニューの[接続解除]をクリック。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=494x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/i3988a08e41b1085c/version/1687162350/image.png)
saで再接続する
[接続](コンセント)ボタンをクリック。
saユーザーのログインを確認する
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s64d21b00408982fc/image/i698f893c71d51c72/version/1687162350/image.png)
認証を、SQL Server認証 に切り替えます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=494x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/i29af131abfb76a21/version/1687162350/image.png)
ログイン:sa
パスワード:設定したsaのパスワード
[接続]ボタンをクリック。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=494x1024:format=png/path/s64d21b00408982fc/image/i0054ceeb434347eb/version/1687166940/image.png)
サーバー(インスタンス)名の中の右端に表示さるログインユーザーがsaになります。
saのログインができば、TPiCSのデータベースへ接続できるようになります。