TPiCS-Xには、ライセンス認証の有無や使用データの件数制限により下記の3つのモードが存在します。
①プロダクト版
②デモ版
③機能限定版
それぞれ起動時や起動後にフォームを開くタイミングで、自動的に各動作モードに切り替わります。
ここでは各動作モードの確認方法とそれぞれの用途をご紹介します。
併せて、設定「ターミナルプログラムとして動作する」をオンにして起動したときの動作についても紹介します。
動作モードの確認方法
メインメニューのタイトル部分をクリックするとシステム情報パネルが表示され、その「システム」欄で確認できます。

※メインメニュー上の[右クリックメニュー]-[システム情報]からも同じ内容を表示できます。
製品をご購入後にライセンス認証設定を行った環境で利用できるモードです。
ハードキー認証またはリモート認証が正しく設定され、ライセンス管理サービスが正常に稼働状態であるとき、製品版(プロダクト版)として動作します。

- マスター登録件数上限なし
- 購入済みオプションを利用可能
- ライセンス認証(ハードキー、リモート)必須
①プロダクト版
②デモ版
アイテムマスターの件数が50件までの制限付きで、TPiCS-Xのフルオプションを利用できるモードです。
ご購入前のお試し利用として送付している「デモ版」は、このモードとして動作します。
製品版のライセンス認証を行わない環境で動作するので、導入済みユーザー様も小規模のテスト環境を構築したり未利用オプションの動作を確認したり、といった用途でお使いいただけます。

- アイテムマスターの件数50件まで
- 全オプションを利用可能
- ライセンス認証(ハードキー、リモート)不要
- 3クライアントまで同時接続利用可能
③機能限定版
ライセンス認証を行わない環境でアイテムマスター51件以上のデータベースに接続すると、機能限定版として動作します。
このモードでは、[アイテムマスター]以外のフォームを開くことが出来ません。
本来は製品版として動作するべきところ、ライセンス認証されない状況で起動した結果機能限定版となってしまった場合は、メインメニューを終了し、ライセンス認証が正常稼動することを確認してから起動し直してください。
デモ版として動作させるには、アイテムマスターを開いてデータ件数が50件以下となるよう、不要なマスターを削除してください。

- アイテムマスター51件以上
- ライセンス認証(ハードキー、リモート)不要
- [アイテムマスター]のみ開く
番外編:ターミナルプログラム
[個人レベル設定]-[営業業務]-[サプライチェーンターミナル]-「ターミナルプログラムとして動作する」設定をONにしてログインすると、ターミナルプログラムとして動作します。
ターミナルプログラムは以下の機能に限定されますが、ライセンス認証の設定なしに発注先からの納期回答依頼や見積依頼およびその回答のデータをダイレクトに授受できるようになります。

- テキストファイルの読み書き及びトランザクションテキストの読込み
- 管理資料テキスト書出し
- 受注業務、出荷業務、サプライチェーンターミナル
- アイテムマスター、得意先マスター、売価マスター、通貨マスター、稼働カレンダの登録
ご不明な点は以下のお問い合わせフォームよりご連絡いただくか、サポートセンターまでお問い合わせください。
・保守サービスに加入されている方はこちら
・保守サービス未加入の方はこちら
■サポートセンター
TEL:03-5395-4228
FAX:03-5395-0056
Mail:support@tpics.co.jp