Microsoft SQL Server 2025への対応状況と推奨環境について

 現在、TPiCS Ver5.1において、最新のデータベースである「Microsoft SQL Server 2025」への対応に向けた動作検証および最適化を進めております。

検証の過程において、現時点ではSQL Server 2025環境下でのテーブル作成やデータ取込み速度に著しい低下が見られる事象を確認しております。本件、SQL Serverの「互換性モード」を2022相当に設定した場合でも十分な改善に至っておらず、引き続き原因の調査と対策を行っております。

つきましては、システムの安定稼働と本来のパフォーマンスを維持するため、現時点では「SQL Server 2022」での運用を強く推奨いたします。

パフォーマンス検証結果(参考値)

弊社環境における、SQL Server 2022と2025の処理速度比較は以下の通りです。

処理内容 SQL Server 2022 (推奨) SQL Server 2025 備考
 テーブル作成速度 約 1 分 約 23 分 2025は約23倍の所要時間
翻訳辞書取込み速度 約 7 分 50 秒 約 6 時間 4 分 2025は約46倍の所要時間
データベース設定ツールの起動 約 7 秒 約 1 分 30 秒 2025は約13倍の所要時間

【お願い】情報提供と今後の対応方針について

TPiCS Ver5.1では、後発のデータベースへも柔軟に対応できるよう改善を続けておりますが、SQL Server 2025については上記の結果を踏まえ、現段階での採用は見送っていただくようお願い申し上げます。

また、本件につきまして、もしお客様の環境でSQL Server 2025を先行してテストされており、同様の事象や回避策などの情報をお持ちの場合、あるいは特定のインフラ構成で正常に動作している等の事例がございましたら、ぜひ弊社サポートセンターまで情報をお寄せいただけますと幸いです。

新規導入やサーバー更新を予定されているお客様におかれましては、確実な安定動作が確認されている「SQL Server 2022」をご選定いただけますよう、格別のご理解とご協力をお願い申し上げます。