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インストールしたTPiCS-X Ver5.0、Ver5.1が起動できない際の対処方法について

インストールDVDやホームページからダウンロードしたセットアップファイルからTPiCS-X Ver5.0、5.1をインストールした後、TPiCSの本体やデータベース設定ツールが起動しない事象がありました。

 ※当事象に関して、24/08/19リリース版のPID:40418Tの修正で修正されました。

 

■現象

TPiCS本体(TX50.exe)やデータベース設定ツール(TxDBTool50.exe)のアイコンをクリックして起動しようとすると、特にエラーや応答もなくTPiCSが起動できませんでした。

 

■原因

.NET Framework Version 2.0、3.0、および 3.5のプロファイラー機能で使用するCOR_ENABLE_PROFILING環境変数が設定されているとTPiCSが起動できませんでした。

(Ver4.1以前のプログラムは起動ができます)

 

特定のセキュリティソフトで当該環境変数を使用しているという報告がありました。

 

 

■回避方法

以下の手順で該当の環境変数を抹消すると起動ができるようになります。

※該当する環境変数を使用するプログラムを使用されていると影響が出ることがあるので事前にご確認ください。

また、該当の環境変数を使用するセキュリティソフトがインストールされている環境では下記の方法で環境変数を抹消しても、しばらくすると再度追加されるとの報告がありました。

●Windowsの「設定」を開きます。

●システムを選択します。

●詳細情報を選択します。

●システムの詳細設定を選択します。

●[環境変数]をクリックします。

●[システムの環境変数]から環境変数“COR_ENABLE_PROFILING”を選択し「削除」します。