2023/02/20リリース版より、長納期品の計画を週・旬・月単位で立てる新機能を実装しました。
基本的な動作に問題はありませんが、下記の不具合を確認しており、3月リリース版にて修正を反映いたします。
■確認されている不具合
・[計画明細データ手入力]の訂正で、週・旬・月バケットの月の日付がセットされている「完成予定日」を、他のバケットの日付に変更すると「着手予定日」が正しい日付にならない。
・[納期回答]で[計算]したとき、分割する回答になる場合にエラーになる。
・[納期回答]で[計算]したとき、「基準カレンダーをベースに追上げ計算する」設定オンでも「回答納期日」「回答出荷日」「回答生産日」が稼動カレンダーベースで計算されることがある。
なお、新機能概要は以下の通りです。
■新機能概要
基準カレンダーを元に、月バケットや週バケットの稼動カレンダーを容易に作成でき、所要量計算で1年以上先の長納期品の計画を立てやすくなりました。毎月の月次更新時に、週や月単位のカレンダーを日や週に調整する運用も簡単に行えます。
・基準カレンダーテーブルを追加し、工場の稼動日カレンダー、仕入先や協力会社、得意先の営業日カレンダー(日単位)を登録できるようにしました。
・基準カレンダーを基に生産計画表に読込みする稼動カレンダーを、[基準カレンダーから作成]ボタンから日、週、旬、月単位で作成できるようにしました。
・週、旬、月単位で作成した稼動カレンダーを生産計画表に読込みすると、日付がバケットの単位によって下記のように表示されます。
月バケット:"Y23M08" (M:Month 月)
旬バケット:"Y23M07B"、"Y23M07M"、"Y23M07E" (B:Beginning 上旬、M:Middle 中旬、E:End 下旬)
週バケット:"Y23M06W1"、"Y23M06W2"、"Y23M06W3"、"Y23M06W4"、"Y23M06W5" (W:Week 週)
・[基準カレンダーから作成]ボタンで作成した稼動カレンダーの稼動日数は、基準カレンダーの稼動日数を集計してセットします。
また、所要量計算時に週、旬、月バケットで、製造リード日数や納入リード日数による日程の追上げ計算を行わないように"9000"を加算しています。
例)週バケット:"9005"、旬バケット(上旬・中旬・下旬):"9010"、月バケット:"9020"
詳細はヘルプファイル(マニュアル)の[稼動カレンダー]の頁をご覧ください。